ビジネス会話テクニック6選「イエス・〇〇法」(まとめ)

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ビジネスシーンでは、仕事を円滑に進めるため、建設的で前向きなコミュニケーションをとることが重要です。

まずは、相手の意見に共感を示すことを意識しましょう。

相手の意見や提案に共感を示し、状況に応じて6つの「イエス・〇〇法」を活用して、相手との対話を建設的で前向きなコミュニケーションにしましょう。成果にコミットするためには、感覚に頼るだけではなく、基本を習得することが大切です。

今回は、ビジネス会話テクニックの6つの「イエス・〇〇法」を紹介します。


目次

ビジネス会話テクニック6選「イエス・〇〇」

ビジネス会話テクニック6選「イエス・〇〇」


ビジネスコミュニケーションのテクニックとして、6つのビジネス会話テクニックを紹介します。

「イエス・〇〇法」と言われるテクニックで、知っておくことでビジネスコミュニケーションレベルを上げることができます。

とくに、営業パーソンは、顧客との関係構築に有効なテクニックのため、ポイントを押さえておきましょう。


イエス・バット法(YES BUT法)

イエス・バット法(YES BUT法):そうですね、ただ・・・【ビジネス会話テクニック】


「イエス・バット法(YES BUT法)」は、共感した後に代替案を示すビジネス会話テクニックです。

相手の意見に共感しつつも、代替案を提示するため、相手を否定しないよう注意しましょう。


使い方のステップ

  • 共感を示す
  • 代替案を提示する


最初の共感を示すときには、相手の意見をしっかりと理解することを意識しましょう。代替案を提示するときは、単に相手の意見に反対するのではなく、より良い方法や考えを提案することが大切です。


例文

「そうですね。その案もいいと思います。ただ、もう少しコストを抑える方法を検討してみませんか?」


詳細説明はこちら>>イエス・バット法(YES BUT法):そうですね、ただ・・・【ビジネス会話テクニック】


イエス・アンド法(YES AND法)

イエス・アンド法(YES AND法):相手の意見を受け入れてから自分の意見を追加する【ビジネス会話テクニック】


「イエス・アンド法(YES AND法)」は、共感した後に自分の提案を加えるビジネス会話テクニックです。

相手の意見に共感しつつ、自分の意見を追加するため、相手の気持ちを高めることを意識しましょう。


使い方のステップ

  • 共感を示す
  • 自分の提案を追加する


最初の共感では、相手の意見を活かしつつ自分の提案がプラスできるよう準備をします。相手の意見に加える提案をするため、ポジティブな雰囲気を維持することが大切です。

反対意見を出すわけではないので、相手の意見を広げ、創造的なアイデアにワクワクさせることを意識しましょう。


例文

「はい、その方法もいいですね。もう少し、工夫すればさらに効率が上がりそうです。たとえば・・・」


詳細説明はこちら>>イエス・アンド法(YES AND法):共感してから自分の意見を追加する【ビジネス会話テクニック2】


イエス・イフ法(YES IF法)

イエス・イフ法(YES IF法):意見を尊重し「もし~」の提案をする【ビジネス会話テクニック3】


「イエス・イフ法(YES IF法)」は、共感した後に、「もし〜ならば」という条件を付けて話を進めるビジネス会話テクニックです。

イエス・イフ法は、相手の意見を完全に受け入れるのではなく、条件付きにしてリスク管理をします。


使い方のステップ

  • 共感を示す
  • 条件を提示する


相手の話に共感を示しながら、自分が受け入れられる条件を提示します。

お互いが主張するのではなく、妥協点を探ることが大切です。相手が抱えている課題や問題をクリアするために歩み寄りを見せつつも、譲れないポイントを提示しましょう。


例文

「その提案はいいですね。予算を増やしていただけるなら実現できる提案だと思います」


詳細説明はこちら>>イエス・イフ法(YES IF法):意見を尊重し「もし~」の提案をする【ビジネス会話テクニック3】


イエス・ハウ法(YES HOW法)

イエス・ハウ法(YES HOW法):顧客の質問にどうやって実現するかを答える【ビジネス会話テクニック4】


「イエス・ハウ法(YES HOW法)」は、相手の意見に理解を示した上で、解決策を提示するビジネス会話テクニックです。

相手の意見に内容に対し、具体的にどのように進めるのか現実的な話を進めやすいのが魅力です。


使い方のステップ

  • 相手の意見に理解を示す
  • 具体化する


相手の意見をベースにしつつ、どうやって実現するのか具体化していきます。

具体化するときには、強引に進めるのではなく、相手と対話することを意識しましょう。


例文

「そのアイデアいいですね。では、具体的にどうやって進めていきましょうか?」


詳細説明はこちら>>イエス・ハウ法(YES HOW法):顧客の質問にどうやって実現するかを答える【ビジネス会話テクニック4】


イエス・ソウ法(YES SO法)

イエス・ソウ法(YES SO法):共感してから価値を伝える【ビジネス会話テクニック5】


「イエス・ソウ法(YES SO法)」は、相手の提案に共感しつつ、提案の影響や結果について一緒に考えるビジネス会話テクニックです。

相手の提案に対し、「どうするのがよいのか」を相手に問いかけることで、相手に具体的なアクションや方向性を考えさせることで話を発展させていきます。


使い方のステップ

  • 相手の意見に共感を示す
  • 相手の提案の影響や結果を一緒に考える
  • 結果をよくする提案をする


相手の意見に共感を示しつつ、相手の提案をそのまま受け入れたときの影響や結果を示します。相手の意見を実現するために、自分の提案が必要であると相手に気づかせるように導くことを意識しましょう。


例文

「なるほど、そういう方法もいいですね。では、求められている結果にするために具体的に何をすべきでしょうか?」


詳細説明はこちら>>イエス・ソウ法(YES SO法):共感してから価値を伝える【ビジネス会話テクニック5】


イエス・ホワイ法(YES WHY法)

イエス・ホワイ法(YES WHY法):共感してから理由をたずねる【ビジネス会話テクニック6】


「イエス・ホワイ法(YES WHY法)」は、相手の意見に共感を示してから、意見の背景にある理由をたずねるビジネス会話テクニックです。

相手の考えの根拠を探ることで、相手への理解が深まり、提案の突破口を探します。


使い方のステップ

  • 共感を示す
  • 相手の意見の背景にある意図を探る
  • 解決策を提示する


相手の意見に共感しつつも、相手の意見の意図や背景を探ります。

相手の意見の背景にある意図を理解することで、自分の提案できるポイントを探すことが大切です。


例文

「その案、おもしろいですね。どうしてそのアイデアを思いつかれたのですか?」


詳細説明はこちら>>イエス・ホワイ法(YES WHY法):共感してから理由をたずねる【ビジネス会話テクニック6】


【まとめ】ビジネス会話テクニック6選「イエス・〇〇」


今回は、ビジネス会話テクニック「イエス・〇〇法」を6つ紹介しました。

6つの「イエス・〇〇法」は、ビジネスシーンで有効なコミュニケーションテクニックです。6つのテクニックに共通するのは、相手の意見を尊重しつつ、自分の提案を効果的に伝えることです。

状況に応じて、使いわけをすることで、相手との建設的なコミュニケーションを図りましょう。


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