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営業の管理職とは?同じ課長でも全く違う忙しさの種類

営業の管理職とは?同じ課長でも全く違う忙しさの種類 キャリア&スキル
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営業の管理職には、自分の顧客を持つ専任マネージャー、自分の営業と部下の両方をこなすプレイングマネージャー、部下のマネジメントに専念するマネージャーの3つがあります。

営業の管理職になったら、プレイングマネージャーから卒業してマネージャーになることをめざしましょう。営業の管理職になれば、個人成績だけでなくチームとしての成果を最大化することが大切になります。

営業の管理職を目指すあなたに向けて、営業の管理職の役割と目標をお伝えします。


けい

現役商社マン。20代国内営業、30代前半に海外営業を経験。30代後半からは、組織運営やマネジメント、社員育成に力を入れています。

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営業の管理職の3つのタイプ

営業の管理職の3つのタイプ
  1. 専任マネージャー(専任課長・専任部長)
  2. プレイングマネージャー(担当課長・担当部長)
  3. マネージャー(課長・部長)


営業管理職は大きくわけて3つのタイプがあります。

あなたの上司はどのタイプでしょうか。多くの営業課長はプレイングマネージャーとして働いています。自分の担当を持ちながら部下の面倒を見ている人が多いです。

会社の規模や職種によって、役職の役割が変わることがあります。たとえば、執行役員でも担当を持っていることもあれば、係長でも部下の昇給や賞与の一次考課をすることもあります。


専任マネージャー(専任課長・専任部長)

専任マネージャー(専任課長・専任部長)


専任マネージャーは、部下を持たず大きな顧客を担当する人。部下がいないので、営業の管理職として営業マンではできない大きな仕事を任されています。

専任課長や専任部長と呼ばれることもあります。


プレイングマネージャー(担当課長・担当部長)

プレイングマネージャー(担当課長・担当部長)


プレイングマネージャーは、自分の営業担当を持ちながら部下を持つ人。日本で一番多い課長はプレイングマネージャーです。営業担当を持ちながら部下の面倒を見る大変さがあり、時間に追われています。

担当課長や担当部長と呼ばれることもあります。


管理職でトップセールスマン自慢は恥?!

本来、管理職は部下を指導することが仕事です。

プレイングマネージャーでは、自分の仕事に忙殺されて、管理職のやりがいを感じられません。

営業成績がよくて管理職に昇進する人が多いですが、管理職になったら自分の実績よりも部下や組織の成果を重視することが大切です。


マネージャー(課長・部長)

マネージャー(課長・部長)


マネージャーは、特定の顧客を持たずマネジメントに専念する人。本来あるべきマネージャーの姿とも言えます。

課長や部長、支店長と呼ばれることもあります。


管理職になったらマネージャーを目指す

管理職になっても、プレイングマネージャーで満足しないでください。

営業管理職になったら、まずは自分の仕事と部下の仕事を両立させるプレイングマネージャーから始めます。多くのプレイングマネージャーは日々の仕事に追われ、そのままプレイングマネージャーに留まります。

プレイングマネージャーの間は管理職見習いと自分を律して、はやめにプレイングマネージャーを卒業することを目指しましょう。個人の成果だけではなくチームの成果を最大化することが大切です。


営業管理職のプレイングマネージャー卒業の目安

営業管理職のプレイングマネージャー卒業の目安
  • 係長あるいは課長代理など(管理職前の役職)1年~2年
  • 管理職 プレイングマネージャー1年~2年


営業管理職に昇進したら、プレイングマネージャーをいつ卒業するのかを決めておくことが大切です。

目標や期限を決めずにプレイングマネージャーを続けていると、日々の忙しさに対応することで精一杯になるので、気づけば10年プレイングマネージャーをやっていたということもあるので気をつけましょう。


代理の役職に留まってもいいのは2年までと決める

管理職になりたいなら、管理職になる前に今の役職を何年やるのかを自分の中で決めておくことが大切です。

たとえば、営業課長になるときは、まず課長代理になります。代理の役職は、一時的なものです。 課長代理が長く続くと、管理職への道が閉ざされます。課長代理は2年ぐらいで卒業するようにしましょう。


プレイングマネージャーは2年以内に卒業すると決める

部下を持つ管理職になったら、プレイングマネージャーからスタートします。

まずは、自分の仕事と部下の仕事をバランスよくこなせるようになりましょう。プレイングマネージャーの時期は、マネージャー見習いです。マネジメントスキルを身につけることでマネージャーになることができます。

自分の成績だけでなく、チームの成果を大切にしましょう。プレイングマネージャーでいつまでも満足せず、マネージャーとして成長しましょう。


【まとめ】営業の管理職1年目で将来の昇進が決まる

【まとめ】営業の管理職1年目で将来の昇進が決まる


営業管理職になると、自分の仕事だけでなく、部下やチームの仕事も任されます。

管理職になったら、営業担当の仕事と部下の面倒を見ることを両立させ、早い段階でプレイングマネージャーから卒業することを目指しましょう。

とくに、管理職の1年目はとても大切です。1年目に、営業担当の仕事に専念しすぎれば、あなたにマネージャーの力量がないと判断されるものの、営業担当の仕事もきっちりとこなす必要があります。


営業の管理職はチームの成果を最大化することが求められる

営業の管理職になると、自分の成果だけでなくチームの成果を最大化することが求められます。プレイングマネージャーとして忙しくても、部下の育成や組織の発展に貢献することが大切です。

営業マン時代は先輩と後輩だった関係も、あなたが営業の管理職になった時点で、上司と部下の関係になります。年上の部下を敬うことは必要ですが、年上だからと遠慮することはありません。

チームとして成果を上げるために、あなたから積極的に意見を出すことが大事です。

管理職になったら、あなたの後任候補を育てることも忘れないでください。プレイングマネージャーから卒業するためには、あなたの仕事を引き継ぐ人を見つけることが大切です。


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