※当サイトには広告・プロモーションが含まれています

仕事の覚え方7つのコツ

仕事の覚え方3つのプロセスを実行する7つのコツ 仕事の型
この記事は約9分で読めます。

社会人になれば、なんでも手取り足取り教えてもらえることはありません。

自分で学びにいかなければ、仕事を覚えるのに時間がかかるし、仕事を間違って覚えてしまうこともあるので注意が必要です。

30歳を過ぎて新しい会社に転職した場合は、指導員の先輩社員が年下なんてこともあります。上司や先輩は、ある程度社会人経験のあるあなたの考えを尊重することもある一方、「一定のレベルまではできていて当然」と考えていることもあります。

あなたは、上司や先輩の期待と今の自分の実力との差を埋めるために現状把握し、会社の期待を超えるレベルまで仕事を覚えることが大切です。

今回は、仕事覚え方7つのコツを紹介します。新しい仕事を覚えるのが苦手なときは、7つのコツを意識することで仕事を早く覚えられるようになるので試してみましょう。

仕事の覚え方の手順についての記事はこちら>>仕事の覚え方3つの手順


けい

現役商社マン。20代国内営業、30代前半に海外営業を経験。30代後半からは、組織運営やマネジメント、社員育成に力を入れています。

けいをフォローする


【仕事の覚え方】7つのポイント

【仕事の覚え方】7つのポイント
  1. 聞く
  2. 観る
  3. 読む
  4. 考える
  5. 話す
  6. 書く
  7. 体験する


仕事の覚え方には7つのコツがあります。

インプット・情報の整理・アウトプットを繰り返すことで早く仕事を覚えることができます。

インプット作業では、「聞く」「観察する」「読むこと」で情報を手に入れます。情報の整理では、学んだ情報で必要なものを考えて選別します。アウトプット作業では、「話す」「書く」「体験する」ことで、実践しながら仕事を覚えていくことが大切です。

仕事を覚えるゴールを設定することで、いつまでに、何を覚える必要があるのが明確になります。しっかりと取り組みましょう。


インプット:聞く(聴く)

インプット:聞く(聴く)
  • あいづちをする・メモを取る
  • わからないことはわからないと伝える
  • 相手の話を最後まで聞く


仕事の覚え方1つめのコツは、聞き上手になることです。

あなたに教える先輩が教え上手とは限りません。教えるのが苦手な先輩が一生懸命教えているのに、あいづちすら打たないようでは、教えている側も最低限だけ教えるような教え方になるので注意しましょう。

聞き上手になるには、教える人が教えたくなるような聞き方をすることです。

たとえば、聞くときの姿勢、相づちのタイミングを意識しましょう。メモを取る、わからないことをわからないときちんと伝え理解できるようにします。相手が話しているときに話をさえぎらないように気をつけましょう。相手を気遣うことができるからこそ、相手も親身になって教えてくれるのです。

仕事を覚えるのが早い人は教える人への気遣いができる人だと覚えておきましょう。


インプットの極意1

教える人が、知っている情報をすべて提供したくなるぐらい聞き上手になることを目指しましょう。


インプット:観る

インプット:観る
  • 全体を観る視点
  • 目の前に焦点を絞って観る視点


仕事の覚え方2つめのコツは、全体を観る視点と焦点を絞って観る視点の2つの視点を使いこなすことです。

たとえば、社風を理解し、職場内の暗黙の了解を理解するためには、全体を観る視点が必要になります。逆に、特定の取扱商品のセールストークを覚えるなら、商品に焦点を絞って特徴を覚える視点が必要になるのです。


優秀な先輩の行動を再現してみよう

仕事を覚えるとき、先輩や上司の存在は大きいです。

優秀で成績のいい先輩や上司は、成果を上げる仕事のノウハウを持っています。

ベテランの先輩社員の中には、手取り足取り仕事を教えずに「背中を見て学べ」と言う人もいます。「背中を見て学べ」が時代遅れの指導だと思っても、仕事が覚えられないと困るのは自分なので背中から学びましょう。

先輩の仕事を覚えるときは、先輩の行動を観察しましょう。

最初は、見よう見まねでいいので同じように行動してみることが大事です。見よう見まねで行動するときは、表情やしぐさ、話す言葉の選び方、商談の時間配分から、服装まで徹底的にまねをしましょう。

先輩の行動を真似するときのコツは、いいところだけでなく身なりやしぐさから言葉遣いまで徹底的にまねをすることです。まねをすると言っても、ものまねではなくリスペクトすることを意識しましょう。


インプットの極意2

仕事ができる先輩を見つけて行動を徹底的にまねしてみましょう。


インプット:読む

インプット:読む
  • ざっくり読む
  • じっくり読む


仕事の覚え方3つめのコツは、浅く広くと狭く深く読むことを使いわけることです。

世界の情勢、日本の情勢、業界動向などはざっくり短時間で読みましょう。商品知識、専門知識などはじっくり読みます。移動時間などは、イヤホンを通して聴きながら復習するのもおすすめです。


専門書や商品カタログなどを読んで覚えるときのコツ

商品知識は、業界や職種で特化している知識でもあります。異業種からの転職の場合は、なじみのない専門用語も多いでしょう。商品名が型番や暗号のように難しいものもあります。

インプットの段階では、カタログや専門書で重要な部分にふせんを貼るなどの工夫をしましょう。自分が使いやすいように、どこに何が書いてあるのかわかるようにしておくことが重要です。


インプットの極意3

商品カタログを読むときは、カタログの全体をざっとみてどこに何が書いてあるのかわかるようにふせんを貼りましょう。


情報整理:考える

情報整理:考える


仕事の覚え方4つめのコツは、インプットした情報の中でいらないものを選別することです。

今の時代、学ぼうと思えばいくらでも情報を入手することはできます。情報収集よりも自分に必要な情報だけ抽出することで仕事を覚えるのが早くなります。

たとえば、いまさら10年前に発売中止した商品カタログの知識は優先順位の高い知識でしょうか。あるいは、すでに退職して何年も経つ名刺をコレクションのように持つ必要はあるでしょうか。

考えてもわからないときは、先輩や上司、あるいは友人や家族に相談してみましょう。

目標設定の段階、あるいは、営業ミーティングなどを活用して先輩や上司に相談することで進む道が見えることがあります。

あるいは、仕事内容をくわしく知らない友人や家族に相談することで、新しい視点で意見を聞くことができます。


情報整理の極意

必要な情報をいつでも取り出せるようにしておきましょう。目の前の目標と、長期的な目標のバランスを意識することが大切です。


アウトプット:話す

アウトプット:話す


仕事の覚え方5つめのコツは、仕事で話す機会を増やすことです。

上司への報告、会議での発言は積極的にしましょう。あるいは、他部署とのやり取りを積極的にするなど、自ら話す場を作ることで仕事を早く覚えることができます。

まわりの先輩や上司から心配される前に、きちんとホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)しましょう。相談相手の都合に配慮し、時間を割いてもらったことに感謝の気持ちを伝えることも大切です。


ホウ・レン・ソウの基本

  • ホウ(報告)
  • レン(連絡)
  • ソウ(相談)


報告前に、あらかじめ内容を整理しておくことが大切です。連絡は、自分の意見は入れずに事実のみを連絡します。相談するときは、自分なりの解決策を用意しておきましょう。

ホウ・レン・ソウについてさらにくわしく学ぶ記事はこちら>>【ホウ・レン・ソウ】社会人が実践するための3つのコツ


アウトプットの極意1

誰かに話すことで頭が整理されて、自分の中で答えを見つけることができます。


アウトプット:書く

アウトプット:書く


仕事の覚え方6つめのコツは、書くことで頭を整理することです。

頭の中にある考えを文字としてアウトプットすることで、目で見ながら情報を整理できます。さらに、メモに書いたことは読み返すまで忘れておけるのも魅力です。

転職したばかりなら、仕事を覚えるために会議議事録を積極的に書くなど、書いて仕事を覚えることを意識しましょう。書くことを習慣にすることができれば、仕事を覚えるのは早くなります。

メモをとるときには、書いている内容を相手が見えるようにメモをとることを意識しておきましょう。

相手の顔を見ずメモばかりするのではなく、相手の目をみる、相づちをうつなど、コミュニケーションありきのメモだと思っておきましょう。


アウトプットの極意2

目的を大きく書き、書いた情報をインデックスを貼るなどして視覚的に整理しておきましょう。


アウトプット:体験する

アウトプット:体験する


仕事の覚え方7つめのコツは、体験することで成功パターンを見つけることです。

仕事ができる先輩や上司は、仕事をする中で、自分なりの成功パターンを見つけています。あなたも実際に行動して仕事を体験することで、体が仕事を覚えるようになります。


失敗を経験することで仕事を覚える

仕事を覚えるときには失敗はつきものです。

社会人になって一度もミスをせずに定年を迎える人はいません。挑戦している限り、失敗は必ず通らないといけないものです。ただし、単なる不注意で失敗を繰り返さないよう注意しましょう。

失敗は、新人の特権です。

経験を積んでベテランになれば、与えられる仕事は大きく責任は重くなります。失敗しても会社に影響の小さい仕事をしている新人の間に失敗から学んでおくことが大事です。

仕事を早く覚えるためには、あなたがどんなことでもいいのでエキスパートになることです。たとえば、スマホの設定であなたがエキスパートなら、先輩や上司もスマホの設定のことならあなたに聞くようになります。

あなたが仕事を覚えるときには、あなたがまわりによい影響を与える存在になることを意識しましょう。あなたが、ただ情報をとりにくるだけの新人なら、忙しい先輩や上司はあなたと距離を置くかもしれません。

あなたは、早い段階で何かのエキスパートになることを意識しましょう。


アウトプットの極意3

ギブ&テイクを意識しましょう。

新人であっても何かのエキスパートになることを目指すことが大切です。どんな小さなことでもいいので、あなたがエキスパートになることで、あなたは会社で一目置かれる存在になります。

ごみの分別、コピー機の使い方、あるいは、エクセルやワードなどの使い方などのプロから始めます。はやい段階で、取り扱い商品でも、この商品なら自分が一番くわしいと思えるような商品を見つけることも大切です。


【まとめ】仕事の覚え方3つのプロセスを実行する7つのコツ

仕事の覚え方3つのプロセスを実行する7つのコツ


仕事の覚え方には7つ(インプット3つ・情報整理1つ・アウトプット3つ)のコツがあります。

仕事を覚えるときには、「誰かに教える」「仕事で実践してみる」などアプトプットをうまく活用することが重要になります。先輩の商品説明を聞く、先輩の行動を観察する、専門書を読むだけでは、仕事を覚えたとは言えないので注意しましょう。

たとえば、新人研修期間中に商品カタログを読んでも頭に入ってこないはずです。それは、商品カタログのどんな知識が必要かがわからないからです。新人研修が終わって営業に出て、はじめて必要な知識が見えてくるのです。

仕事を覚えるときには、情報はインプットするだけでなくアウトプットすることを意識しましょう。


仕事の覚え方~7つのポイント~

  1. 聞く(聴く)
  2. 観る
  3. 読む
  4. 考える
  5. 話す
  6. 書く
  7. 体験する


仕事の覚え方は、インプット、情報整理、アウトプットの3つの手順を繰り返すことです。

インプットするだけでは、仕事を深いところまで理解できません。たくさん覚えることがあるなら、インプットした情報を整理して優先順位の高い仕事から覚えていきましょう。


仕事の覚え方の3つの手順(インプット・情報整理・アウトプット)についての記事はこちら>>仕事の覚え方3つの手順とは?インプットするだけではなく手順通り進めて成果を上げる


タイトルとURLをコピーしました