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SDS法(エスディーエス法)は短時間で事実を伝えるテクニック

SDS法(エスディーエス法)は短時間で事実を伝えるテクニック 仕事の型
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SDS法(エスディーエス法)は、短時間で伝えたいことをわかりやすく伝えるフレームワークで、Summary(要点)、Details(詳細)、Summary(要点)の順番で情報を伝えます。

SDS法(エスディーエス法)は、ニュースやプレゼンテーションなど、時間が限られているときに効果的です。SDS法(エスディーエス法)を伝えば、聞き手の理解や記憶にも残りやすくなります。

ニュース番組のように、短時間で記憶に残す方法を学びましょう。


けい
けい

ゲストは、ビジネスブロガーのかずま先生。「1分でわかる仕事術」をInstagramで配信しているので気になる人はチェックしておきましょう>>インスタグラム「1分でわかる仕事術」


かずま先生
かずま先生

SDS法はPREP法に似たフレームワークで、ニュースなどの事実を簡潔に伝えるときに使われるフレームワーク!



SDS法(エスディーエス法)~短時間で事実を伝えるテクニック~

SDS法(エスディーエス法)~短時間で事実を伝えるテクニック~
  1. Summary:要点
  2. Details:詳細
  3. Summary:要点


SDS法エスディーエス法)の、Summary(要点)、Details(詳細)、Summary(要点)について、紐解いていきましょう。


Summary:要点

Summary:要点


「Summary:要点」は、一言でわかりやすく伝えることが大切です。

SDS法は、最初に話の中心となる要点を伝えることで、聞き手に興味を持ってもらう方法です。 要点とは、話のテーマや目的、結論や結果など、話の最も重要な情報のことです。

最初に要点を伝えることで、聞き手は話の概要を理解することができます。うまく話が進まないときに聞き手の理解力が悪いと考えてはいけません。話の概要を理解した上で話を聞くから、聞き手はあなたの話に集中できるのです。

要点を伝えるときのポイントは、簡単でわかりやすいことや、聞き手が興味をもつキーワードを使いましょう。


たとえば、営業成績の報告であれば、売上や粗利の結果を伝えてから詳細の説明に入る流れです。

かずま先生
かずま先生

営業パーソンの上司への報告を例にしてみよう

けい
けい

課長。今月の売上推移と挽回策についてご報告と相談があります


Details:詳細

Details:詳細


「Details:詳細」は、論理的に筋道を立てて説明することが大切です。

詳細は、話の内容を具体的に説明する部分です。要点の根拠や理由を説明したり、事例やデータを見せることで、要点(話の内容)を補足します。

論理性や具体性だけでなく、わかりやすさを意識した詳細説明をしてください。詳細は、要点と関連する情報を選び、順序立てて聞き手に伝えることで、話の論理性を高めることができます。

詳細の説明に入る前に、話の流れや構造を聞き手が理解していることが大切です。聞き手が話を追いやすくなるような話の組み立て方をしましょう。

抽象的な表現やコンセプトではなく、具体的な事実や数字で示すことで話のイメージや感情を伝えます。また、具体的な例を挙げることで、聞き手が共感しやすくなります。

詳細では、言い訳をするのではなく事実を伝えることが大切です。聞き手に伝わることが目的なので、理解しにくい用語や略語は使わず、誰でも理解できる言葉を選ぶことを意識しましょう。

話をするときは、一文を短くする工夫をしてください。話の要点がわからないままダラダラ話を続ければ、聞き手はあなたの聞き流すことになります。

要点から詳細に移るときには、論理性・具体性・わかりやすさの3つのポイントを意識しましょう。


たとえば、営業成績の報告の場合なら、売上未達の原因(顧客の数字や裏付けの内容)を説明します。

けい
けい

売上未達の原因は、競合会社が即納体制をとったことが影響しているとわかりました。売上に影響が出た取引先に1社ずつ訪問し、事情を確認しました。性能面では当社が取り扱う製品に優位性があるので、納期対応ができれば注文を取り戻せそうです。


Summary:要点

Summary:要点


最後の「Summary:要点」では、話の中で最も重要な情報をもう一度伝えます。

伝えるときには、「最初の要点と同じ言葉を使う」「わかりやすく短くまとめる」「次のアクションを示す」ことが大切です。最初の要点と同じ言葉で繰り返すことで話の結論やまとめを強調します。最初と最後で同じ言葉を使うことで、話の一貫性や整合性を高めることができます。

最後の要点で、もう一度話の内容を短くまとめて、聞き手に話のポイントを再確認してもらうことを意識しましょう。難しい言葉を使わないことで、聞き手の記憶に残りやすくなるので、できるだけわかりやすい言葉を選びましょう。

最後の要点で重要になるのは、聞き手に何をしてもらうのかを示すことができるかです。


たとえば、営業成績の報告の最後の要点では聞き手に何をしてほしいのかを示しましょう。

けい
けい

納期対応をするにあたり、在庫体制を整える必要があります。お客様との交渉内容をもとに商品在庫を置くリストを作成しましたのでご確認ください。A社だけは打ち合わせが難航しており、同行訪問をお願いします。



SDS法(エスディーエス法)の効果

SDS法(エスディーエス法)の効果
  1. 聞き手が興味を持ちやすい
  2. 聞き手の理解を深めることができる
  3. 聞き手の記憶に残りやすい


SDS法エスディーエス法)を使う3つの効果を確認しておきましょう。


聞き手が興味を持ちやすい

SDS法では、最初に要点を述べることで、聞き手に話の内容や目的を明確に伝えることができます。話の目的がわかれば、聞き手はあなたの話に集中しやすくなります。


聞き手の理解を深めることができる

先に要点を伝えてから詳細説明をすることで、聞き手は話の流れや内容を理解しやすくなります。詳細は、論理的に筋道を立てて説明することを意識しましょう。


聞き手の記憶に残りやすい

最後に要点を繰り返すことで、聞き手に話のポイントを再確認してもらうことができます。聞き手が話の内容を忘れにくくなります。


【まとめ】SDS法(エスディーエス法)の練習方法

【まとめ】SDS法(エスディーエス法)の練習方法
  1. 報道ニュースをみながらフレームワークを覚える
  2. 社内で報道ニュースの情報を短時間で共有する
  3. 外部の打ち合わせなどの実践で活用する


SDS法エスディーエス法)は、要点、詳細、要点の順番で情報を伝えるフレームワークです。

要点は、話のテーマや目的を一文でわかりやすくに伝えます。最初の要点は、聞き手の注意をひくのが目的です。

詳細は、話の流れや内容を論理的に筋道を立てて、聞き手の理解が深まるように説明してください。

締めくくりの要点は、最初の要点と同じ言葉を使いましょう。同じ言葉でもう一度話すことで、言葉を聞き手の記憶に残りやすくなります。

SDS法(エスディーエス法)は、短時間でわかりやすく情報を伝えるときに使うので、報道番組で最新ニュースの報道の仕方を勉強して、短時間のプレゼンテーションのチャンスがあれば、SDS法(エスディーエス法)を活用してみましょう。


かずま先生
かずま先生

SDS法(エスディーエス法)を有効に使うために繰り返し練習してみよう。

勉強するときは、ニュース番組の報道がわかりやすい。SDS法はセールスで使うよりも、事実を短時間で伝えるときに使ってみるのがおすすめ!


けい
けい

かずま先生!今日はありがとうございました。

時間がないときにSDS法(エスディーエス法)について復習するときは、

かずま先生のInstagramを保存しておきましょう。

かずま先生のInstagram「1分でわかる仕事術」~SDS法~


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