※当サイトには広告・プロモーションが含まれています

【仕事の覚え方】5つの手順は問題解決型のフレームワーク

【仕事の覚え方】5つの手順は問題解決型のフレームワーク 仕事の型
この記事は約6分で読めます。

中途採用で転職して、新しい仕事を覚えるのは大変です。

新入社員ほど手取り足取り教えてくれないし、中途採用は即戦力と思われがち。そんな中、中途採用で新しい会社になじんでいくための近道は仕事をはやく覚えることです。

仕事覚え方にはコツがあります。

今回は、仕事の覚え方5つの手順についてお伝えします。


けい

現役商社マン。20代国内営業、30代前半に海外営業を経験。30代後半からは、組織運営やマネジメント、社員育成に力を入れています。

けいをフォローする


仕事の覚え方5つの手順

仕事の覚え方5つの手順
  1. 仕事の全体を見る
  2. 期限と目標を設定する
  3. 優先順位を決める
  4. 書いてマニュアル化する
  5. 失敗を体験する


仕事覚え方には5つの手順があります。

あなたが覚えようとしていることは、覚えたら仕事にどのようなに役に立ちますか。

いつまでに、どれぐらい覚えないといけないかわかっていますか。なにから覚えるのか、優先順位は決まっていますか。覚えたことを書いて自分のマニュアルとして言語化していますか。正しい失敗を経験していますか。

仕事を覚えるときには、5つの手順を守ることで仕事を覚えやすくなるので試してみましょう。


仕事の全体を見る

仕事の全体を見る


仕事を覚えるときには、目的があることが重要です。

目的は数値化する目標よりも大きなものです。たとえば、営業職なら、商品知識よりも先に自分が働いている会社のことを知ることが大切になります。

まずは、会社紹介ができないと営業職として失格です。営業職で転職したら、まずは誰よりも自社のことをうまく紹介できるようにしましょう。そして、経営理念や中長期計画などで会社の目指している姿を考えてみましょう。

会社のあるべき姿の中に、あなたのあるべき姿があります。自分のあるべき姿がわかることで、仕事で何を覚える必要があるのかがはっきりするでしょう。


1年後に部署内で単月トップの成績を上げるためには、会社の仕事の全体像を把握やライバルの状況を把握し、自分との差を知ることから始まります。


期限と目標を設定する

期限と目標を設定する


仕事を覚える目的がわかったら、期限と目標値を決めましょう。

仕事を覚えようとしているのに、期限と目標値を設定していない人がいます。期限と目標値を設定せずに学び続けることは難しいと考えましょう。目標があるから人は頑張れるものです。

転職して仕事を覚えるなら、試用期間(3か月~半年ぐらい)の間に、どんな仕事を覚える必要があるのかを上司に確認しておきましょう。試用期間が3か月なら、3か月後のあるべき姿を思い描くことが大事です。

会社の求める3か月後のあなたではなく、会社の期待を超える3か月後のあなたを思い描くことが大切です。期待を超えるあなたになるために必要なことを整理しましょう。


試用期間3か月間に、取り扱いメーカー3社のカタログを辞書のように使えるようにしましょう。


優先順位を決める

優先順位を決める


仕事で覚えることはたくさんあります。

取扱品目の多い商社の営業なら、商品を覚えるだけでも大変です。経験を積むことで自然と商品は覚えていくけど、転職したてのころは早く成果を上げようと焦るものです。

学びは焦ってもうまくいきません。仕事内容を覚えるなら、急いでさわりだけ覚えるよりも、しっかりと腰を据えて、優先順位を決めて仕事を覚えるようにすることが大切です。


〇〇業界向けに特化した△△(商品)など、営業担当する予定の顧客や業界に必要な知識を優先して覚えましょう。

商社の場合は、取扱商品が多いので、基本をおさえたら、優先順位をつけて商品を覚えることが大切です。


書いてマニュアル化する(標準化)

書いてマニュアル化する


最近は、タブレットやスマホなどでメモをすることも多くなりました。打ち合わせでも、手帳に書いている人が少なくなってきています。

それでも、紙に書く行為は仕事を覚えるには有効な手段です。タブレットやスマホなどでメモをするよりも手帳にメモを書くほうが記憶に残りやすいので、仕事をうまく覚えられないなら手書きでメモをするようにしましょう。

メモをするコツは、文章だけでなく、図や表などパッと見てイメージを思い出せるように書いておくことです。


仕事の覚えたらマニュアル化して理解を深める

仕事の覚え方は、ひとつの仕事を覚えるごとにマニュアル化しておくことです。

手帳にメモをしたままではなく、マニュアルを作れるぐらい仕事を理解しましょう。仕事を理解できたら、マニュアルとして整理しておくことで理解度を深めましょう。

マニュアルは、あなたの理解力を高めるだけではありません。将来、あなたの部下に仕事を教えるときのマニュアルにもなります。

マニュアルとは仕事の標準化です。仕事が標準化されることで、あなた以外も同じ仕事ができるようになるのです。


仕事で使う受発注管理システムの使い方のマニュアルを作りましょう。


失敗を体験する(改善する)

失敗を体験する


仕事をはやく覚えたいなら、新しいことにどんどん挑戦して最初にたくさん失敗を体験することが大切です。

失敗には2つの種類があります。

誰でもできる単純作業の失敗を繰り返す失敗と、挑戦をしないことで失敗をしない道を選ぶ失敗の2つです。

誰でも失敗はするものです。

失敗を、ただの失敗で終わってしまえばそこに学びはありません。失敗から学ぶことで仕事を覚えることにつながります。新人の間はこじんまりとまとまるよりも、どんどん新しいことに挑戦して失敗を体験することを意識しましょう。

わざと失敗する必要はありません。自分より少し背伸びをした挑戦を続けることを意識してみましょう。


既存のお客様に提案して新商品のPRのコツがつかめたら、新規のお客様にも提案してみましょう。


失敗についてくわしく知るならこちらの記事>>仕事の2種類の失敗とは?30歳で考える失敗のありかた


【まとめ】仕事の覚え方5つの手順

【仕事の覚え方】5つの手順は問題解決型のフレームワーク
  1. 仕事の全体を見る
  2. 期限と目標を設定する
  3. 優先順位を決める
  4. 書いてマニュアル化する
  5. 改善する


仕事覚え方5つの手順は、問題解決型のフレームワークで覚えましょう。

「仕事の全体をみる」→「期限と目標を設定する」→「優先順位を決める」→「マニュアル化する」→「改善する」を繰り返すことで仕事の質を上げていきましょう。


新人のときの商品知識をつける手順

  1. 現状把握(自分の知識量の確認)
  2. 目的を確認する(3か月先の自分など)
  3. 目標を決める(A社の製品を説明できるなど)
  4. 期限を決める(スケジュール)
  5. 目標達成に影響の大きなことから覚えていく
  6. マニュアル化して復習する
  7. 新しいことに挑戦してどんどん失敗を経験する


「新しいことに挑戦してどんどん失敗を経験する」と言っても、リスクを無視して失敗をしてもいいわけではありません。自分の能力より少し高いことに挑戦し続ける気持ちをもつことが大切です。

仕事の覚え方は、まずは第三者目線で自分に必要な知識が何かを知ることです。必要な知識を効率よく覚えるために書いて覚えることを意識しましょう。


タイトルとURLをコピーしました