在宅勤務で体調不良になる人がいます。
在宅勤務は、通勤時間を0にできるなどのメリットはあるものの、実際に在宅勤務をして働くビジネスパーソンのデメリットについてはあまり語られていません。
コロナ後、出社することが当たり前に戻った企業が多いものの、在宅勤務が定着している企業も増えています。新しい働き方のひとつとして、在宅勤務が定着することも視野に入れておくことが大切です。
やる気があっても、体調を崩してしまっては元も子もありません。今回は、在宅勤務で体調不良にならないための対策をしていきましょう。
在宅勤務で体調不良になる3つの理由
- コミュニケーション不足で効率が悪くなる
- オンオフの切り替えがうまくできない
- 運動不足になる
在宅勤務は、心身ともに不調になることがあります。
とくに、心の不調は、社会人生活にも影響をするため、しっかりと対策をしておきましょう。
コミュニケーション不足で効率が悪くなる
- 相手の様子がわかりにくい
- 孤独感がある
- 伝達不足によるミスが増える
在宅勤務は仕事に集中できるメリットの裏側には、従来のコミュニケーション方法ではコミュニケーション不足になるデメリットが潜んでいます。
相手の様子がわかりにくい
オフィスに出社しているときなら、相手の様子がわかるため、仕事のキャッチボールにも配慮がしやすい。
在宅勤務のときは、職場の様子がわからないまま仕事のキャッチボールをするので、人間関係がぎくしゃくするきっかけになることもあります。
孤独感がある
在宅勤務は、自宅で仕事をしているため、オフィスで働く人たちとの距離を感じることがあります。
オフィスの状況を肌で感じることができないため、社内の誰からも連絡がないときなどは不安になることもあります。
伝達不足によるミスが増える
オフィスで仕事をしているときに、阿吽の呼吸で仕事をしている人ほど在宅勤務ではミスを誘発しやすい傾向にあります。オフィスでは、相手があなたの空気を察して阿吽の呼吸で仕事をしてくれているからです。
目の前に相手がいるとその場で確認できることも、確認不足や行き違いがミスを誘発します。
オンオフの切り替えがうまくできない
- ダラダラと遅くまで仕事をしてしまう
- 仕事をするスペースが必要になる
通勤の往復時間がなくなるメリットの裏側には、オンオフの切り替えが難しくなるデメリットが潜んでいます。
ダラダラと遅くまで仕事をしてしまう
在宅勤務は、まじめな人や自分に自信がない人ほど就業時間が終ってもダラダラと残業してしまいがちなので注意しましょう。
時間ごとにアラームを鳴らすなどの対策を立てることで、時間に対する意識を高めることが大切です。
仕事をするスペースが必要になる
在宅勤務が当たり前になると、仕事に集中できるスペースを作ることが重要です。
ダイニングテーブルやリビングのソファなどの生活空間と仕事のスペースをきっちりと分離することでオン・オフの切り替えがしやすくなるので、在宅勤務が続く場合はきっちりと仕事のスペースとわけるようにしましょう。
運動不足になる
- 出社するときと同じ運動量を意識する
- ときどき体を動かす
在宅勤務は、満員電車に乗らなくていいメリットの裏側には運動不足になるデメリットが潜んでいます。
満員電車に揺られオフィスに向かう大変さからの解放に喜んだのもつかの間、運動不足で肥満になったという人も増えています。
体調不良にならないよう健康意識を高めましょう。
出社するときと同じ運動量を意識する
通勤だけでなく、オフィスに行けば体を動かすことがあります。
出社する日は一日何千歩も歩いているのに、在宅勤務になったらほとんど動いていないということはよくあります。
たとえば、通勤時間片道分の時間を散歩するだけでもある程度運動不足は解消できます。
ときどき体を動かす
在宅勤務の日に、朝から晩まで一日中席について同じ姿勢でパソコン作業をしている人は、体をほぐす意味でも一時間に一回は席を立って伸びをすることを意識しましょう。
席を立って深呼吸をするだけでも頭がリセットされます。ダラダラ席について仕事をするときより効率も上がるので試してみてください。
在宅勤務で体調不良にならなければメリットはたくさんある
- 仕事に集中できる
- 往復の通勤時間を0にできる
- 満員電車に乗らなくていい
在宅勤務で体調不良になるのは、在宅勤務のメリットが人によってはデメリットになっているからです。
在宅勤務のデメリットを解消しメリットを理解することで、在宅勤務で従来の働き方以上に成果を上げることができるようになります。
意識を変化させることに抵抗があっても、前向きにチャレンジしてみることが大切です。在宅勤務のメリットを確認していきましょう。
成果を上げる視点で、在宅勤務という働き方を見た場合、一番のメリットは仕事に集中できることです。
在宅勤務は、往復の通勤時間や満員電車のストレスから解放されることばかりが目立っていますが、仕事である限り成果にコミットした視点をもつことが大切です。
仕事に集中できる
在宅勤務の一番のメリットは、自分のやるべき仕事に集中できることです。
オフィスにいると、コミュニケーションという名目で多くの時間を使うことになります。目の前の仕事に集中する場合は、在宅勤務は成果を上げやすいのが魅力です。
たとえば、昇給や賞与の査定時期など、集中して書類を比較するときに在宅勤務は便利です。
往復の通勤時間を0にできる
在宅勤務のメリットは、通勤時間が0になることです。
通勤時間が片道1時間かかっているなら、往復で2時間を自分の時間に充てることができます。時間のない現代人にとって、1日の通勤時間を無駄にしないだけで、新しいことに挑戦することもできます。
やる気があるなら、1日の通勤時間分を真剣に学びに充てることで、専門知識を習得するなどライバルと差別化をしてみましょう。
満員電車に乗らなくていい
在宅勤務は、通勤時間がなくなるだけでなく、満員電車のストレスから解放されるのが魅力です。
とくに、都会で働いているビジネスパーソンなら、毎日の通勤時間にストレスを感じていることでしょう。満員電車に乗りたくないから早めの電車に乗るなど工夫をしている人もいますが、そもそも満員電車に乗らなくてもいい環境を作ることが大切です。
車通勤なら渋滞、電車などの公共交通機関なら遅延など、本来の仕事と関係ないストレスを解消することで人生を充実させることができます。
【まとめ】在宅勤務で体調不良にならないための3つの対策
- コミュニケーションの質を変える
- オンとオフの切り替えを工夫をする
- 体を動かす
在宅勤務で体調不良を防ぐには、心身の健康を保つ意識をもちましょう。
本来はオフを楽しむ心地よい生活環境で仕事をするので、自宅での仕事空間を作るなどメリハリを持たせることが大切です。
コミュニケーションの質を変える
みんながオフィスでコミュニケーションをとることが当たり前の状態では、新人が先輩に気を遣う、あるいは、ベテランが新人を気にかけることで、察するコミュニケーションが仕事を円滑にしています。
在宅勤務では、仕事の進捗や状況を共有することが大切です。定期的なウェブミーティングだけでなく、チャットやビデオ通話を使い、積極的にコミュニケーションをとることで孤独感の解消にも役立ちます。
オンとオフの切り替えを工夫をする
- 仕事専用スペースを設ける
- 時間管理を徹底する
自宅はもともとオフを快適に過ごす空間です。
在宅勤務や自宅で仕事をする時間が長い場合は、仕事専用スペースを設けることが大切です。自宅で仕事をしていると、ついダラダラしてしまうことにも注意しましょう。
ダラダラ長時間働くのではなく、時間管理を徹底することで、自宅であっても仕事に集中することが大切です。
体を動かす
オフィスに出勤するのはデメリットばかりではありません。
オフィスを往復するだけでも適度な運動になっていることもあります。通勤時間に相当する時間を朝の散歩に充てたり、ランチ休憩に軽いストレッチをするなど体を動かす習慣をつけましょう。
仕事中でも、一時間に一回立ち上がるなど体をほぐしましょう。
KB健康第一です。心と体の両方を大切にしながら、自宅で仕事をして成果を上げていきましょう！
