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営業が使えるPDCAとは?目標達成のためのPDCAのまわし方

PDCAとは?営業でも使える目標達成のためのPDCAサイクルの回し方 仕事の型
この記事は約5分で読めます。

PDCAサイクルとは、仕事の質を高めるための基本的なフレームワークです。

社会人なら、PDCAという言葉を一度は耳にしたことがあるでしょう。しかし、PDCAを回すと言われても、具体的にどうすればいいのかわからないというのが本音ではないでしょうか。

今回は、営業が使えるPDCAサイクルの仕組みと、仕事の目標達成に役立つPDCAサイクルのまわし方をご紹介します。

PDCAサイクルを効果的に活用することで、仕事のパフォーマンスを向上させていきましょう。


けい

現役商社マン。20代国内営業、30代前半に海外営業を経験。30代後半からは、組織運営やマネジメント、社員育成に力を入れています。

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【今日の学び】
  • PDCAサイクルの仕組みの理解
  • PDCAをうまくまわすコツを知る


営業も使うPDCAとは?Plan→Do→Check→Actionの略

PDCAとは?Plan→Do→Check→Actionの略


PDCAとは、「Plan→Do→Check→Action」の略で仕事をうまくまわすサイクルです。PDCAサイクルとも言われています。

1950年代に品質管理の第一人者、ウィリアム・エドワーズ・デミングたちが提唱したフレームワークで、現在では、品質管理の国際基準になっているISO9001(品質マネジメントシステム)やISO14001(環境マネジメントシステム)にもPDCAの手法が取り入れられています。

営業のフレームワークとしてもPDCAを使います。


PDCAは営業の基本のフレームワーク

PDCAは、営業の基本とも言われています。

とくに、B to Bビジネス(Business to Business)では、業種を問わず、基本のフレームワークとして新人教育に取り入れられることもあります。

世間に広く知れ渡っているフレームワークなのに、営業でPDCAをうまくまわせる人は多くはありません。もし、あなたがPDCAサイクルをうまくまわせるようになれば、それだけであなたの仕事の質を上げることができます。

PDCAサイクルをまわす(計画を立てて行動し結果を確認して改善するサイクルを続ける)ことで、あなた個人だけでなく、あなたの所属する部署や部門なども成果を上げやすくなるので、PDCAサイクルという基本のフレームワークをしっかりと覚えておきましょう。


BtoBとは

B to BとはBusiness to Businessの略で、企業が企業に対してモノやサービスを提供するビジネスモデルです。部品の製造メーカーや機械メーカー、商社など幅広い業種の仕事があります。


営業も使うPDCA4つのステップ

【PDCA】4つのステップ
  1. Plan(計画)
  2. Do(実施)
  3. Check(確認・評価)
  4. Action(改善)


PDCAは、Plan→Do→Check→Actionのことです。

PDCAをまわすとは、「Plan→Do→Check→Action」のAction(改善)から次のPlan(計画)につなげることです。

営業PDCAをまわすことで目標を達成しやすくなります。PDCAのそれぞれの工程が何意味するのか確認していきましょう。


Plan(計画)

Plan(計画)


PDCAのPlan(プラン)は、仕事への要求や期待を確認し、達成の手順や方法、スケジュールを計画することです。

複数名で取り組むプロジェクトの場合なら、役割分担を決めることを忘れないようにしましょう。


Do(実施)

Do(実施)


PDCAのDo(ドゥ)は、計画通りに準備して行動することです。

作業や行動については上司に相談・報告することが重要です。


Check(確認・評価)

Check(確認・評価)


PDCAのCheck(チェック)は、行動が計画通りに実行されたか、結果は計画通りだったかを確認・評価します。

行動が計画通りにできていて結果がよくない場合と、行動が計画通りにできなくて結果がよくない場合では内容が違うので、冷静に行動を振り返ることが大切です。


Action(改善)

Action(改善)


PDCAのAction(アクション)は、結果の確認をして改善をすることです。

うまくいったことは、記録に残し品質を維持できるよう標準化します。うまくいかなかったことは真の原因を突き止め、同じミスをしないように対策をします。


【まとめ】営業が使うPDCAは目標達成のフレームワーク

PDCAとは?営業でも使える目標達成のためのPDCAサイクルの回し方
  1. Plan(計画)
  2. Do(実施)
  3. Check(確認・評価)
  4. Action(改善)


PDCAは、「Plan→Do→Check→Action」の略で、品質管理のフレームワークです。

営業が目標管理をするときに使いやすいPDCAは、Plan→Do→Check→Actionのサイクルをまわしながら、らせん状に上昇していくことで営業の質を上げ続けることができます。

Planでは、目標を達成する計画を立てます。Doでは、立てた計画通りに仕事をします。Checkで仕事の結果を評価し、Actionで結果をよりよくするための改善をするのです。

Action(改善)の工程まできたら、新たなPlan(計画)につなげることで仕事の品質はさらに高くなります。

Plan→Do→Check→Actionのサイクルをぐるぐる回し、らせん階段のように上昇していくことで仕事の品質が向上し続けることになると言われています。PDCAをまわすことで仕事の質を上げ続けることができるので、仕事の基本と位置付けられるフレームワークと言えるでしょう。


PDCAがうまくまわらないのはゴール設定ができていないから

PDCAがうまくまわらないのはゴール設定ができていないから


「PDCAがうまくまわらない」「今の時代にPDCAは古くない?」なんて言われることがあります。

PDCAがうまくまわらない理由やPDCAが古いと言われる理由の1つは、営業の基本と言われながらも、なんとなくでは使いこなせないフレームワークだからです。

PDCAをうまくまわすためには、PDCAのPlan(計画)段階でゴール設定ができていることが重要になります。

ゴール設定をしないで、いきなりPlan(計画)に落とし込もうとすると、PDCAはうまくまわらないので注意しましょう。

PDCAをまわすときは、「なぜPDCAをまわして目標を達成する必要があるのか」というゴール設定をしてから計画を立てるようにしましょう。


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