仕事とはお金と自己実現のバランス!あなたの仕事の目的を見つける方法

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社会貢献のため

あなたは「今の仕事にやりがいを感じていますか?」「仕事の成果に自信を持っていますか?」「キャリアアップのために何をすべきかわかっていますか?」

もし、質問に答えるのに困ったなら、あなたは仕事の目的を見つける必要があります。仕事の目的とは、あなたが仕事をする理由や動機です。

仕事の目的が明確になれば、仕事に対するモチベーションややりがいが高まり、成果も出しやすくなります。しかし、仕事の目的を見つけるのは簡単ではありません。

今回は、仕事の目的を見つけるためのヒントをご紹介します。


今回のゴール設定
  • 仕事をする目的の2つのステージ(お金・自己実現)を学ぶ
  • 自己実現のために仕事をする5つのコツを知る
  • プロ意識をもって仕事に取り組むヒントをつかむ


目次

仕事とは?仕事をする2つの目的

仕事とは?仕事をする2つの目的
  1. 生活するお金のため
  2. 自己実現のため


仕事とは、何かを作り出す、あるいは、成し遂げるための行動であり、生計を立てる手段のことです。


仕事をする理由は人それぞれですが、大きく分けると2つの目的があります。

ひとつは、生活するためのお金を稼ぐためです。もうひとつは、自分の夢を実現するためです。あなたはどちらの目的で仕事をしていますか?

仕事の目的によって、仕事に対する姿勢やモチベーションが変わってきます。

生活のためのお金を稼ぐステージは、仕事に対してあまり情熱や興味を持っていないかもしれません。仕事は必要なことだと割り切って、給与や賞与に頼っています。

自分の夢を実現するために仕事をするステージは、仕事に対して情熱や好奇心を持っています。仕事は楽しいことだと感じて、成長や貢献に価値を見出しています。

どちらのステージが正しいということはありません。

しかし、キャリアアップを目指すなら、自分の夢を実現するために仕事をすることをおすすめします。

自分の夢を実現するために仕事をする人は、仕事に対するモチベーションややりがいが高く、成果も出しやすくなります。自分の夢を実現するために仕事をする人になるには、自分の夢や目標を明確にすることが大切です。


ステージ1:仕事は生活するお金を受け取るためにしている

ステージ1:仕事は生活するお金を受け取るためにしている


あなたが、一生働かなくても生活に困らないほどのお金をもっていても、今の仕事をするでしょうか。

もし、「しない」と断言できるなら、今のあなたは生活するお金のために仕事をしています。

誤解のないように言っておきたいのは、生活するお金のために仕事をするのは悪いことではありません。

仕事をする目的がお金のためと明確になっているし、仕事が生活に直結しているのは強さでもあります。

少なくても、あなたは今の会社で給与がもらえないと生活ができないとしたら、生活するお金をもらうためにそれなりに働かないといけない状況にあります。

会社で、年下の上司にエラそうにされても、先に出世された同僚に嫌味を言われても、あなたは生活をするお金のために耐えることも仕事になっているはずです。


ステージ2:仕事とは自己実現に向かうためにしている

ステージ2:仕事とは自己実現に向かうためにしている


あなたが、生活するお金のためだけに働いているのではなく、成し遂げたいことのために働いているなら仕事で成功する確率は格段に高くなると言えます。

多くの社会人は、生活するお金のためだけに働いています。嘘だと思うなら、朝の通勤電車に乗っているビジネスパーソンの顔をみてみましょう。

多くのビジネスパーソンは、朝から疲れた表情をしているか、スマホでゲームをしているはずです。

多くのビジネスパーソンがお金のためだけに働いている中、お金以外の目的をもって働くことは自分を高める理由になります。

お金のためだけに働いている人は、昇給、賞与で評価が低いたびにやる気をなくし、時間を無駄にしています。

お金以外の目的があると、必要以上に会社の評価に振り回されることはなくなります。

自分の成長を実感しながら前に進むので、成果が出るまで正しい行動を継続することができるようになります。

仕事は継続することで成果を出しやすくなるので、結果、お金以外の目的を持っている「自分の夢を実現するために仕事をする人」が成功しやすくなるのです。

お金のために働くことが悪いわけではなく、第三者の評価に振り回されないためにもお金以外の仕事の目的をもつことが大切です。


自己実現のために仕事をする5つの考え方

  1. スキルを習得するために仕事をする
  2. 自分の成長のために仕事をする
  3. 趣味を楽しむために仕事をする
  4. ほしいものを手に入れるために仕事をする
  5. 社会貢献のために仕事をする


仕事とは生計を立てるためにするものですが、自己実現に向かうために仕事をするならお金以外の目的を持っておくことが大切になります。

お金のためだけでなく、自分の成長のために仕事に打ち込むようになると仕事は楽しくなってきます。

自分の夢を実現するために仕事をするなら知っておきたい「自己実現の5つの例」を紹介するので、仕事の目的を探すときの参考にしてみましょう。


スキルを習得するため

スキルを習得するため


専門スキルを習得する理由があるタイプです。

専門的なスキルを習得するなら、業界に入って働きながら学ぶのが一番近道です。

たとえば、将来不動産を所有したいから不動産会社で働く、将来ネットで仕事をしたいからIT業界で働くなど、将来の目的のための修行場所として今の仕事をするのは働く理由が明確です。

スキルを習得するために仕事をしている場合は、1年、3年、5年などのスキルを習得するまでのタイムスケジュールを立てておくと早い段階でスキルを習得しやすくなります。

独立しない場合は、専門職として会社に貢献するタイプになる人が多いです。


自分の成長のため

自分の成長のため


自分の成長のために仕事に打ち込んでいるタイプです。

業界や業種に縛られず柔軟に吸収していくので日々進化しています。自分の成長の実感が原動力になっているので、小さなことでも吸収することに妥協しない人です。

自分の方が優秀であっても、新入社員などの若手からでも学ぶ姿勢があり、新しいことをどんどん取り入れていきます。

いずれは、リーダーになっていく人が多く、早い段階から頭角を現すタイプです。


趣味を楽しむため

趣味を楽しむため


自分の趣味を楽しむために仕事に打ち込むタイプです。

オン・オフをきっちりわけている人が多いのが特徴です。

たとえば、食事、温泉、旅行、芸術、音楽など仕事以外に打ち込むことがあるから仕事が頑張れる人です。仕事でどんどん昇進していくタイプではないですが、仕事をきっちりしている人が多いので仕事のスキルには安心感があります。

「俺が俺が」と前に出てくる企業戦士ではなく、淡々とそつなく仕事をこなしていくタイプとも言えます。仕事と割り切っていますが、仕事自体はプロ意識をもってこなすタイプも多いので優秀な人もいます。

「仕事は趣味を楽しむため」といいながら、仕事が楽しくなってくると趣味と同じぐらい仕事にも打ち込むようになるタイプです。


ほしいものを手に入れるため

ほしいものを手に入れるため


ほしいものを手に入れるために仕事をしている成功に飢えているタイプです。

たとえば、楽器を買うためなど短期の目標を立てて達成を繰り返す人もいれば、時計やブランド物を集める、あるいは、高級車を買う、高級マンションを借りるなど、継続的にお金が必要な趣味を持っている人もいます。

継続的に大金を使うタイプは、営業部でギラギラしている人が多いですが、承認欲求が強いので自己実現の水準ではない人が多いのも特徴です。

ギラギラしているので、営業部長などある程度の水準までは出世する人が多いタイプです。


社会貢献のため

社会貢献のため


社会貢献のために仕事をしている人は一握りです。

大きな目的を持っている創業者一族や社長クラス、一部の取締役クラスになれば、社会貢献のために仕事をしています。

自分のためではなく、自分以外の誰かのために仕事をするという仕事の本質に近い考えを持っている人が多いタイプです。

ボランティア活動を積極的に行う人も多いですが、もちろん、社会貢献に目が向く水準の人が集まるので、新しいビジネスチャンスになっているケースもあります。

会社に属すタイプというよりは会社を動かすタイプです。仕事ができる人で、心から社会貢献のために働いている人を見つけたら将来有望なタイプと言えます。


【まとめ】仕事とは?自己実現のために仕事に打ち込む

【まとめ】仕事とは?自己実現のために仕事に打ち込む
  • 仕事:生計を立てる手段
  • 仕事の目的:生計を立てるためと自己実現をするため


仕事とは、何かを作り出す、あるいは、成し遂げるための行動であり、生計を立てる手段のことです。

わかりやすく言えば、私たちはお金をもらうために仕事をしています。

もし、あなたが1か月働いて1円ももらえないなら、週に5日間も朝から晩まで働かないでしょう。

お金のために仕事をすると決めたのなら、仕事で手を抜かないことを意識してみることが大切です。

仕事で手を抜かないためには、お金だけを目的にするのではなく、自分の成長やスキルの習得を意識して仕事に取り組むようにしましょう。


報酬をもらうために働く意識をもつこと

報酬をもらうために働く意識をもつこと


何もせずにお金は誰にももらえないので、仕事を通じて自分以外の人に価値を提供します。

価値を提供したら、価値に見合う報酬が会社に支払われ、あなたに給与として支給されます。仕事とは、提供する価値の対価として報酬を受け取るものなのです。

お金のために仕事をしているという意識をもつことは大切です。

たまに、成果を上げ続けるという仕事の本来の目的を忘れ、自分に都合のいい正論をまわりに押し付けている人がいます。成果を上げられない正論は正義ではないと覚えておきましょう。

会社は利益を上げるための組織であり営利団体です。

成果を上げ続けるために最善を尽くし、机上の空論の正論ではなく、実践して成果を上げられるような行動をとることが大切です。

お金をもらうために仕事をしている人は、会社が営利団体であることを知っており、まわりまわって自分の受け取る報酬になることを知っています。

成果を上げ続けられる人は、正論を語って論破する時間よりも利益を上げるために正しい行動をすることに時間をつかいます。

あなたは、正義を振りかざすためではなく、報酬を受け取るために仕事をしていると覚えておきましょう。


同僚がサボっているときにあなたはどんな行動をする?

同僚がサボっているときにあなたはどんな行動をする?


あなたの同僚が仕事をサボっているとしましょう。

現段階で、あなたと同僚には給与に大差はありません。同僚は、あなたにサボる誘惑をしてきます。「やってもやらなくてもどうせ同じ給与がもらえるなら、サボろうぜ」と。

もし、あなたが、同僚と同じようにサボる選択をしたら成功するのは難しいと考えてください。

あなたは、仕事の本来の目的を思い出す必要があります。

あなたは、組織の一員として、会社の利益を上げるために仕事をしています。あなたが上げた利益の中から、会社は適正に分配し、あなたに給与や賞与として支給します。

あなたがサボれば、会社の利益は減ります。そうなれば、まわりまわってあなたの給与や賞与にも影響することになるのです。

意識の高いあなたは、同僚がサボっているのを見てチャンスだと考えるようになるでしょう。

誰でも楽をしたいと考えるものです。

もし、同じ報酬をもらい続けられるならできるだけ楽な道を選びたいと考えるのは自然なことです。

でも、会社は、いつまでの仕事をしていない人に仕事をしている人と同じ報酬を与え続けるでしょうか。


定年まで今の会社で働きたいなら真剣に仕事をしよう

定年まで今の会社で働きたいなら真剣に仕事をしよう


年功序列が色濃い日本的な組織でも、完全年功序列型ではなくなっています。大枠は年功序列になっていたとしても、ある程度の年齢になると受け取る報酬の差が大きくなると考えましょう。

毎年昇給があるし賞与も出るので、「手を抜いていても定年まで雇ってもらえる」と思っているなら、危険な状態だと考えましょう。

日本でも、年功序列をやめる会社は増えています。

あなたが生涯同じ会社で働くつもりなら、一生懸命仕事をして、組織の一員として貢献することを忘れないようにしましょう。


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この記事を書いた人

現役商社マン。20代国内営業、30代前半に海外営業を経験。30代後半からは、組織運営やマネジメント、社員育成に力を入れています。

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