仕事のやりがいについて考えたことはありますか？
仕事のやりがいは、お金を稼ぐためだけではなく、明確な目的を持つことで自然と生まれてくるものです。あなたの仕事に対する姿勢が、仕事のやりがいを左右します。
給料や勤務時間、勤務場所で仕事への取り組みが変わる人は、まだ本当の仕事のやりがいを理解していません。昇進を目指すためには、一時的な成果だけでなく、継続的に成果を上げることが重要です。
今回は、仕事のやりがいを明確にするための3つのコツをご紹介します。
仕事のやりがいを見つける３つのコツ
- 仕事に目的を持つ（数値化せずにありたい姿を描く）
- お金はあとからついてくると考える
- お金だけが目的ならインセンティブの会社で勝負する
仕事のやりがいを見つけるためには、3つのコツがあります。
仕事に対して明確な目的を持つことが大切です。数値化せずに、自分がありたい姿を描くことで、自然とやりがいが生まれてきます。
お金はあとからついてくると考え、目先の利益だけにとらわれないことも重要です。仕事は短距離走ではなくマラソンです。高い成果を上げるだけでなく、高い成果を維持することにも目を向けましょう。
それでも、お金だけが目的と考えるなら、インセンティブの高い会社で勝負するのもひとつの方法です。
仕事に目的をもつ
仕事のやりがいを考えるときは、初心に戻ることが大切です。新社会人になったときのことを思い出してみましょう。
就職活動中に抱いていた夢や野心を覚えていますか？
多くのビジネスパーソンは、入社して3年も経つと現実に直面し、夢や希望を忘れてしまいます。
社会人の挫折は、エリートの世界でも同じです。
厳しい受験の競争で勝った学歴至上主義の人でも1回も失敗せずに社会人生活を終える人はいません。社会人になって初めて挫折を経験する人もいるでしょう。
学生時代に失敗を経験した人は、社会人になって失敗しても立ち直ることができますが、親に大事にされて育った優等生ほど、社会人になって初めての挫折で心が折れてしまうことがあるので注意が必要です。
社会人になれば、遅かれ早かれ失敗を経験することになります。失敗体験を引きずることは避けたいところです。
失敗は悪いことではありません。
自分の、今の水準より高いことに挑戦するからこそ失敗は起こるのです。失敗したときには、それが挑戦の結果だと胸を張りましょう。若い頃からどんどん挑戦する習慣を身につけることが大切です。
仕事のやりがいを見つけるコツ1：仕事に目的をもつ
達成感を重視する
仕事のやりがいは人それぞれです。
たとえば、報酬が1円も出なくても使命感で仕事をしている人もいれば、逆に、もらっている報酬に見合わない働き方をしているのに報酬に不満をもつ人もいます。
同じ時間を使い、同じ報酬をもらうなら、楽しく仕事をするのが一番です。
仕事は長期戦です。報酬に一喜一憂していては、自分を高めることはできません。挫折を経験せずに成功のシナリオを描ければ理想的ですが、高い目標に挑戦をすれば挫折することもあります。時には遠回りすることもあります。
しかし、だからこそ、目的や目標を達成したときにはプロセスが走馬灯のようによみがえり、より大きな達成感を味わうことができるのです。
仕事のやりがいを見つけるコツ2：お金はあとからついてくるので意識しすぎない
目的がお金ならインセンティブのある仕事をする
「仕事のやりがいは？」と聞かれると、多くのビジネスパーソンは「生活のために働いている」と答えます。
仕事を生活費を稼ぐ手段として考える人が多いのは、今も昔も変わりません。メディアが失業率の上昇をあおると、ますます生活のために今の仕事にしがみつこうとする人が増えるでしょう。
副業や転職、独立が正義だと言っているわけではありません。重要なのは、仕事のやりがいを確認しておくことです。社会人生活は人生の大半を費やす長期戦です。数年働いて終わりではなく、定年まで何十年も働くことになります。
だからこそ、お金を目的にして一喜一憂してはいけません。
ビジネスには良い時も悪い時もあります。世界市場の冷え込みや突発的な災害など、あなたの努力ではどうにもならないこともあります。仕事のやりがいはお金以外の部分でゴール設定を行い、目標のひとつにお金を含めるのがおすすめです。
どうしても、お金以外に目的が見つからないのであれば、今の仕事を辞めてインセンティブの比率が高い会社で働くか、独立することを検討しましょう。
完全成果給の世界では、成功すれば報酬は大きくなります。あなたの目的がお金だけなら、最も高い給料がもらえる会社か、自ら会社を興すことで成果を最大化しましょう。
ひとつ助言をするなら、インセンティブの世界に挑戦するならできるだけ早い方がよいということです。
ある程度の年齢になると、リスクを背負って挑戦する決断をするのは難しくなります。ある程度の年齢になっている場合は、インセンティブの大きい会社に転職するよりも独立を視野に入れてみましょう。
仕事のやりがいを見つけるコツ3：お金が目的ならインセンティブのある会社で働く
【まとめ】仕事のやりがいを見つける3つのコツ
- 仕事に目的を持つ（数値化せずにありたい姿を描く）
- お金はあとからついてくると考える
- お金だけが目的ならインセンティブの会社で勝負する
仕事のやりがいをもつことは、成果を出しやすくする秘訣です。
仕事と言えば、時間やお金を思い浮かべる人が多いでしょう。もちろん、報酬があるからこそ仕事ですが、お金だけで仕事を選ぶのは一長一短です。
仕事には良い時も悪い時もあります。
目先の報酬にとらわれがちですが、長く成功し続けるためには長期的な視点が必要です。
10年後の自分の姿を考え、ゴールに向かって目標を立てましょう。報酬も目標のひとつですが、それだけが全てではありません。
報酬を受け取ることは大切ですが、報酬だけを目標にすると、達成したときに次のゴールを見失うことがあります。だからこそ、仕事のやりがいを見つけておくことが重要です。
長期的な視点で仕事に取り組み、やりがいをもって成果を上げていきましょう。