あなたは、商品を提案しているビジネスパーソンが、よれよれのスーツを着ていてがっかりしたことはありませんか。
身だしなみは、ビジネスマナーの基本です。
どんなに魅力的な商品を取り扱っていても、よれよれスーツを着て、品のない言葉遣いをしているビジネスパーソンから商品を買おうとは思わないでしょう。
社外の人と商談をするとき、あなたは会社を代表して商談をしている意識をもちましょう。あなたの身だしなみや言葉遣いが、会社のイメージを左右するのです。

業種・業界・職種問わず、身だしなみには気をつかいましょう!
身だしなみを意識するだけでビジネスパーソンとしての評価が上がる


ビジネスパーソンにとって、身だしなみは基本中の基本です。
ある中堅商社の社長は、車に乗るときにジャケットを脱ぎ、裏を向けてたたむことで、しわや汚れを防いでいました。この社長は、仕事が趣味だと言い切るほど仕事が好きで、日中はバリバリ働き、毎晩のように会食をしていましたが、それでも毎日自分で靴を磨いていたのです。
身だしなみはビジネスの基本ですが、驚くべきことに、中堅以上の従業員ほど身だしなみに気を使えていない人が多いのです。
身だしなみで気をつけることは、清潔感があることと、相手に不快感を与えないドレスコードであることの2つだけです。
身だしなみで意識する2つのこと
- 清潔感がある
- 不快感を与えないドレスコード
身だしなみで意識することは、清潔感を保つことと相手に不快感を与えないことです。
身だしなみは、おしゃれとは違うので注意が必要です。ビジネスパーソンは、相手に受け入れられて初めて一人前です。同世代だけでなく、年齢の違うお客様があなたの身だしなみをどう評価するかを考えることが大切です。
ビジネスシーンでは、おしゃれが悪いわけではありません。いつも同じスーツやシャツ、ネクタイをしているビジネスパーソンよりも、品のある靴やスーツ、ネクタイを着こなすことができれば高評価を得られます。
とくにネクタイは、ネクタイそのものよりも結び方が重要です。だらしなく見えないよう、しっかりと結ぶことを意識しましょう。
清潔感がある
清潔感は、努力で改善できる身だしなみです。
あなた自身の清潔感だけでなく、持ち物にも清潔感を保つことが重要です。高級ブランドを持つ必要はありませんが、清潔感があるかどうかが重要です。
とくに、靴は見られるポイントなので、しっかりと対策をしておきましょう。普段から靴を磨いておくことが大切ですが、かかとが減ってきたら修理するか新しいものを買うぐらいの気持ちを持ちましょう。靴以外にも、シャツのシワや鞄の持ち手など、細かい部分にまで気を遣うことができれば一流です。



営業なら爪が伸びていないで清潔感のあることはもちろん、男女問わず香水の匂いにも注意しましょう!
不快感を与えないドレスコード
ビジネスパーソンがマナーで意識すべきは、自分の満足感よりも相手に不快感を与えないことです。
クールビズの普及により、昔よりラフな服装で仕事をする人が増えています。スーツにも流行があり、流行を意識したものを選ぶこともあるでしょう。しかし、ビジネスパーソンである以上、自分のしたい服装を優先するよりも、相手に不快感を与えないことを優先することが大切です。
相手に不快感を与えないためには、「これぐらいでいいだろう」ではなく、最善を尽くすことが重要です。ビジネスシーンには幅広い年齢の人たちがいます。あなたの親の世代がお客様になることもあるでしょう。親の世代が見て不快に感じる服装をすることは、商談を不利にするだけです。
わからないときや迷ったときは、先輩や上司に相談しましょう。仕事は一手間をかけることが大事です。相談をせずに勝手な判断をするよりも、わからないことは相談することが重要です。
初めての訪問では、カジュアルな服装を避けることを覚えておきましょう。



身だしなみに清潔感がある上で、品のあるおしゃれができると完璧です!
制服があるなら着用するのは義務
制服がある場合は、必ず制服を着用しましょう。
制服の着用は義務と考えましょう。あなたが着たいかどうかは関係ありません。仕事に慣れてくると、制服を着ない社員が出てくることがありますが、制服を着ない社員は対外的な印象を悪くするので注意が必要です。
お客様は「制服を着ていない=制服が用意されていない臨時アルバイト」と勘違いすることもあり、自分の評価を下げることにもつながります。
ビジネスシーンでは、みんなと違うファッションがかっこいいのではなく、みんなと違う成果を上げることがかっこいいと考えましょう。



従業員は、組織の一員として恥ずかしくない行動をすることが大事です!
身だしなみは相手の視点で決めること


ビジネスパーソンが身だしなみを考えるとき、おしゃれよりも相手が受け入れてくれるかを考えることが重要です。
例えば、上司の立場の中堅社員が、新人の頃に着ていたようなリクルートスーツを着ていれば、部下やお客様はどう思うでしょうか。
また、重要な商談で、普段私服のお客様がスーツで来たとき、あなたがラフな服装で商談に臨んだらどう思われるでしょうか。
ビジネスマナーには基本ルールがありますが、すべて基本ルールで解決できるわけではありません。ひとつ言えるのは、老若男女問わず受け入れてもらえるような身だしなみを意識することが重要です。
最後に、最低限の身だしなみのチェックポイントを以下にまとめましたので、参考にしてみてください。
身だしなみ基本チェック
- 清潔感:髪型、爪、服装に清潔感があるか
- 服装:TPOに合わせた服装を選べているか
身だしなみは、清潔感があるかと、TPOに合わせた服装ができているかを確認しましょう。
身だしなみ持ち物チェック
- スーツ:スーツやシャツにしわがないか
- クツ:クツは磨いたか、かかとの減りはないか
- かばん:かばんの持ち手は傷んでいないか
- アクセサリー:過度なアクセサリーは避ける
ビジネスパーソンの持ち物はチェックされていると思っておきましょう。
チェックされるのは、商談相手だけではありません。受付の人や、すれ違った従業員の人たちにも見られている意識をもって、気を引き締めることが大切です。
身だしなみチェック
- スーツの肩にフケが落ちていないか
- ネクタイはゆるんでいないか
- 爪はこまめに切っているか
- 香り:香水はつけすぎていないか
髪の毛をさわる癖がある人は、スーツの肩にフケが落ちていないか確認しましょう。
フケ防止シャンプーを使ってもフケが目立つ場合は、紺や黒などフケが目立つスーツを避けるのもひとつの方法です。
ジェルや固形ワックスで髪を整えると、固まってフケになりやすいので、髪を整えるならヘアクリームを使うのがおすすめです。ヘアクリームはフケが出にくいのが魅力です。
フケ防止シャンプーとヘアクリームを使って、清潔感のある髪を保ちましょう。
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